🎬『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』感想 ★★★☆

この作品も、アプリFilmarksで出会いました。

邦画×家族モノってあまり、好きではなかったのですが

この作品は主人公がプレイするゲームの映像と現実の描写が交互に描かれており

新鮮な気持ちで楽しめました!!

 

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♢あらすじ(引用)

仕事一筋だった父が、ある日突然会社を辞めて家に帰ってきた。

1日中ぼんやりとテレビを見ている父の姿を母と妹は遠巻きにながめていたが、

何を考えているのかまったくわからなかった父の本音が知りたい欲求にかられた

アキオは、オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の世界に父を導き、

自分は正体を隠し、父とともにゲーム世界で冒険に出ることを思いつく。

顔も本当の名前も知らないゲームの仲間たちに励まされながら、

父と冒険を続ける中で、アキオは家族もこれまで知ることのなかっ

父の意外な一面を知ることとなる。

 

♢感想

『頑張るぴょん』

 
評判がよくて気になっていた作品。

ようやくレンタルできて観賞!

 
邦画の邦画らしいところがぎゅっと詰まった作品✨

最近の邦画の中ではかなり好き

 
これは、きっと日本だから作れたんだろうなーと思いました!


なんといっても、吉田鋼太郎さんの演技が素晴らしい

無口で厳格だけど実は茶目っ気もあるお父さん役にぴったり!!

 


坂口健太郎も、いい息子を演じさせたら右に出るものはいないですね

 
ストーリーは王道ですが、ゲームの世界と現実世界が交互に描かれていて飽きません!

 


普段あまりゲームをやらないので、お父さんと同じく、

グラフィックの美しさに驚きました👀

確かに、最高の“デートスポット”かも!?

 


1番注目して欲しいのは、お父さんがどんどんゲーマーになっていく過程

 


『(相手のライフポイントを)削れ!削れ!』とゲーム用語を呟くお父さんは、

完全にゲーマー!

 


面と向かい合わなきゃ、直接じゃないとダメ!みたいな風潮がまだまだありますが、

今作を見て、そんなことないんじゃないかな?と思いました

画面越しで通じる想いもある。

画面越しだからこそ伝わる想いもある。

 


悪い人が出てこない、心穏やかな映画で心が洗われました😊

 


疲れた日にぜひ!

 

おわり。

 

🎬『パラサイト 半地下の家族』感想 ★★★★☆

公開前から、楽しみにしていた作品!

ポン・ジュノ監督で面白くないはずがない!

しかも、主演はソン・ガンホ

一言でいうなら、"今見ないと絶対後悔する映画"でした。

 

2019年・第72回カンヌ国際映画祭韓国映画初となる

パルムドールを受賞した作品。

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♢あらすじ(引用)

キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。

そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ

家庭教師の面接を受けに行くことに。

そして妹ギジョンも、兄に続いて豪邸に足を踏み入れる。

正反対の2つの家族の出会いは、

想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速していく……。

 

♢感想

どれだけ身なりを整えても

染み付いてしまった半地下臭

 
【韓国版 借りぐらしのアリエッティ


新年早々、頭かち割られるくらいの衝撃。

 
やっぱり、私は韓国映画

生々しくて向上心剥き出しで泥臭くて白黒はっきりしないところが大好きだ

 
ずっとシリアスなわけではなくコメディ要素もあって

とにかくスピーディー!冗長な描写が一切ない

 


なんで、こんなに面白いんだ?

 


ポン・ジュノ監督の『母なる証明』が大好き人間です

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テイストは全く異なるけど、

登場人物が何かを感じ取る瞬間のスローになる感じはポン・ジュノ節。

 


そして、悪いことをしている家族を

不思議と途中から応援したくなるのも魅力の一つ。

 
韓国だけの問題ではない『貧困』を

有り得ないと思ってしまう設定でリアルに描ききっています


万引き家族』で描かれた

どうしようもない人間の嫌な部分をよりぎゅっと凝縮したような映画。


こんなに貧乏じゃない?

半地下に住んでないから一緒にするな?

 
あんたたちだって、こっち側の人間だよ、見下すな。

そっち側に馴染んでないくせに

 とコップの水を浴びせられた気がします

 
誰もが感じたことのある

手に余る劣等感をあの家族が体を張って表現してくれました


“お金はしわを伸ばすアイロン”

お金があるから優しいの。

私だってお金があったら優しかったわ。

 
このセリフが頭の中でぐるぐる

 
さて、あなたはどちら側の人間ですか?

 

p.s.戦争の例え持ち出すのやめて欲しい😭

これは、どの韓国映画やドラマでも共通です。

 

おわり。

韓国のエンタメが大好きなので、魅力についてまとめた記事も

書く予定です✨

🎬『ロケットマン』感想 ★★★☆

ミュージカル映画大好きな私。

劇場公開中も見に行こうかと悩んでいたら終了してしまったので

レンタルを待っていました!

鑑賞後、エルトン・ジョンの曲をもっと知りたくなりました!

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♢あらすじ(引用)

グラミー賞を5度受賞したイギリス出身の世界的ミュージシャン、

エルトン・ジョンの自伝的映画。

並外れた音楽の才能でまたたく間にスターへの階段を駆け上がっていった一方で、

様々な困難や苦悩にも満ちたエルトン・ジョンの知られざる半生を、

数々のヒット曲にのせたミュージカルシーンを交えて描いていく。

イギリス郊外の町で両親の愛を得られずに育った

少年レジナルド(レジー)・ドワイトは、唯一、音楽の才能には恵まれていた。

やがてロックに傾倒し、ミュージシャンを目指すことを決意したレジーは、

エルトン・ジョン」という新たな名前で音楽活動を始める。

そして、後に生涯の友となる作詞家バーニー・トーピンとの運命的な出会いを

きっかけに、成功への道をひた走っていくが……

 

♢感想

愛に飢え、愛に溺れて、愛を取り戻した男の物語

 
【本物の愛は得がたい】

金・名声を手にして、才能を持て余したスターでさえも

簡単に手に入れられないからこそ“愛”は尊いのかもしれない

 
ボヘミアン・ラプソディ製作陣による

ミュージカル映画と聞き、期待大で鑑賞。

 
エルトン・ジョンの曲をあまり聴いたことがなく

前知識0での鑑賞だったため

曲を聴いてもあまりピンと来ず…

これは、私の教養のなさが原因です(反省)


ストーリーは、スターの光と闇という

テーマでボヘミアンと丸かぶり

目新しさが少なく可もなく不可もなくって感じでした💦

 
あと、ミュージカル映画の【突然、歌い出す】という悪い癖が、、、

 
家の中で歌い出した時は不自然すぎて、

映画から引き戻されちゃいました

  

フレディ・マーキュリーと同じく、

“愛”を求めてボロボロになっていく姿に胸が痛む


寂しさを薬と酒で埋めて

大切な人の助言を聞き入れず傷つけて、自分自身を傷つけて…

 
必死にやってきたのに

何のためにやってきたのか分からなくなって

ただ、“シンプルな愛”を求めていただけだったのに

 
孤高の天才ゆえに理解者がいない

平凡な道すらも歩めない

 
ボヘミアンよりも家族愛が無かったことが見ていて辛かった

バーニーの支えだけが彼を救ったのかな

 
p.s.お母さんの呪いの言葉は、どんな意図があったのでしょうか。

 

おわり。

Rocket Manを聴きながら。

🎁自分へのプレゼント

2020年の目標の一つに

【モノではなく、体験に投資する】を掲げているのですが

どうしても欲しくて、本日、衝動買いしてしまいました。

それが、こちら!!

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このネックレスは、株式会社5108(コトバ)の

【コトバを身にまとうをコンセプトにしたオール国産アクセサリー。

 

(引用)

コトバを身にまとう

言葉を直感的なデザインで表現し、カジュアルなプレゼントや

自分自身のお守りとしてその思いをカタチにしました。

 

言葉の持つ不思議な力や面白さを自由に表現し、

楽しさを共有できるアイテムとして、また、

普段言いにくい感謝の気持ちや大切な思いを伝えることが出来る

アクセサリーです。

 

自分を着飾るというより、

自分の気持や思いを忘れずに保ち続けるために身につけたり、

親しい友人へユーモアのあるプレゼントとして気軽に渡せるような

『何か』を作りたいという思いから5108(コトバ)は誕生しました。

 

 

沢山の種類がある中で、私が選んだのは

『Selfish』わがまま、自分本位 / わがままも魅力のうち。

 

『Selfish』を辞書で調べると

自分のことしか考えない、利己的な、自分勝手な、自己中心的な、

わがままな、身勝手な

と悪い意味しか出てこないのですが、

いい意味で自分勝手に生きるって後悔のない人生を生きる上では

必要不可欠だなと私は思います。

 

・魚のデザインの可愛さ

・『Selfish』自分の人生において大事にしたい言葉

この2つで購入を決めました。

 

大切に使います💛

他人に流されそうになったときや迷ったときにこの言葉を思い出そう。

 

おわり。

 

 

🎬『女の機嫌の直し方』感想 ★★★☆

アプリFilmarksで出会った作品!

Filmarksを始めて【映画と出会える機会が増えて幸せです✨

 

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♢あらすじ(引用)

大学でAIの研究をしている真島愛は「男女脳の違いによる女の機嫌の直し方」を

テーマに卒業論文を執筆しており、データ収集のため

「男女トラブルの宝庫」と言われる結婚式場でアルバイトを始める。

その初日、上司である熱血ウェディングプランナーの青柳とともに、

あるカップルの結婚式を担当することになった彼女は、

式直前の控室で新郎新婦の間に漂うトラブルの予感に気づく。

そんな中、新婦のウェディングドレスがワインで汚れたことをきっかけに、

2人は結婚中止の危機に陥ってしまう。

愛が男女脳の違いを説きながら新郎にアドバイス

どうにか新婦の機嫌を直すことに成功したものの、

結婚式のあらゆる場面で次から次へと男女トラブルが起き起こり……。

 

♢感想

“えこひいきは女性にとって永遠の憧れ”

 
“どうして女は転びそうで転ばなかった話をするのだろう”


劇場公開していたことを全然知らなかったのですが、評判がいいと聞き鑑賞


とっても勉強になりました!

なるほど〜と感心しながら見ていました

これは、全男性に見て欲しい作品!


なんで分かってくれないんだろうのヒントがぎゅっと詰まってます

 
男女のすれ違いは脳🧠にあり!?

 
子供を産み育てる女と外に狩りに出る男

脳が違うのは当たり前、そして理解できないからこそ惹かれ合う

 

特に印象に残ったのは男女の脳の違いをマンガに例えるシーン

 


少年マンガ→努力して仲間思いのやつが勝つという公平なストーリー

 


少女マンガ→平凡な女子高生がお金持ちなイケメンに見初められる不公平なストーリー

 
☆女は公平でないことに心や意味を感じる

 
言われてみると そうなんだよ!の連続

 
【イヤリングとピアス】などなど

あるあるネタが多くて大変勉強になりました


どうしても解説シーンが長くなってしまいますが

笑える箇所も多くてあっという間でした 


大どんでん返しはないので、

カメ止めみたいな映画を期待してはいけませんが

ちょこちょこ伏線回収があって楽しめます!


p.s.元ももクロと元SKEのアイドル共演に何故だか胸が踊りました笑

 

おわり。

 

 

 

🎬『アンダー・ユア・ベッド』感想 ★★★

設定と、ビジュアルに惹かれて鑑賞した1本。

主役の高良健吾さんは、私の大好きな俳優さんの一人です!

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♢あらすじ(引用)

家でも学校でも誰からも必要とされることなく、存在自体を無視されていた男。

誰からも名前すら覚えられることのないその男に

「三井くん」と名前を呼んでくれた、たった1人女性がいた。

学生時代の甘美な思い出から11年の時間が過ぎ、

男は女性との再会を夢見るが、男の目の前に現れた彼女は

別人のように変わってしまっていた。彼女に何が起こったのか。

男の純粋な思いは暴走し、彼女の自宅に潜入。

ベッドの下に潜み、息を殺して彼女の監視を始める。

 

♢感想

『忘れてた』

そんなたった一言が彼の人生を、彼の存在を否定した

 
そして『三井くん』

たった数回名前を呼ばれただけで彼の世界は一変した

 
本当に見るときは、覚悟した方がいいです

特に女性の方は見ていて辛くなるはず

私が、最近見た映画の中で1番体力を使いました。

 
観賞後、女性監督と知り、驚き!

あの圧倒的な暴力描写は男性監督が描いているもんだと思ってました

 
何度も見るのを止めようかと思いましたがなんとか観賞終了。


観賞後もただただ、気分が悪いです

 
変わり果てた姿になった彼女に

正面から会う勇気も無く正義のヒーローみたく救うこともできない

 


そんな彼が行き着いた先は”ベッドの下”

 
彼はただ、静観する

そんな彼が彼女のために出来ることとは

 
高良健吾くんじゃないとあの演技は成立しないかも。

振り切っていました。

高良くんの演技、個人的に大好きなんですが、

独白は上手いのに会話になるとあんまり上手くないような?

 
ストーリーとしては『ゴーンガール』的な一捻りを期待してたので

ちょっとがっかり。

劣化版『容疑者Xの献身』のように感じられました


p.s.彼の人生を見ていると、愛の反対は無関心ということがよく分かりました

嫌われる方が、まだましです。

 

おわり。

 

🎬『アマンダと僕』感想 ★★★☆(3.8)

2019年は、【ライブ年】でしたが

2020年は【映画年】にすることが抱負です!!

 

なので、最近見た映画を紹介します。

『アマンダと僕』は、Filmarksでもかなり

評判が高くて気になっていた作品。

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♢あらすじ(引用)

パリに暮らす24歳の青年ダヴィッドは、恋人レナと穏やかで幸せな日々を

送っていたが、ある日、突然の悲劇で姉のサンドリーヌが

帰らぬ人になってしまう。サンドリーヌには7歳の娘アマンダがおり、

残されたアマンダの面倒をダヴィッドが見ることになる。

仲良しだった姉を亡くした悲しみに加え、7歳の少女の親代わりという

重荷を背負ったダヴィッド。一方の幼いアマンダも、

まだ母親の死を受け入れることができずにいた。

それぞれに深い悲しみを抱える2人だったが、ともに暮らしていくうちに、

次第に絆が生まれていく。

 

♢感想

よい夜を。

 
皆さん、エルヴィスは建物を出ました

 


淡々と描かれるから、余計に悲しみが際立つ

でも、現実もきっとこんな感じ


目の前のことを淡々とこなさないと

悲しみに溺れてしまうから

 
アマンダ役の女の子の演技が素晴らしい!!

 
・家に帰って、ママがいないと落胆する

・突然、感情が溢れ出して止まらない

という場面での表情、目の演技が真に迫っています

 
【子どもは物語の一部】なんかじゃない

子どもにも、子どもの意思があり子どもの人生がある


24歳という若さで有りながら

ずーっと優しく見守り続けたダヴィッドの

人間性に救われました

悩みながらも、誰かに八つ当たりせず

前に進む姿は、見習わなきゃなと思わされました

 
ゆっくりと、優しい気持ちになる映画です


ラストシーン、すーっと胸に染み入って

あったかい希望を見出すことが出来ました

 

おわり。