🎬『アンダー・ユア・ベッド』感想 ★★★
設定と、ビジュアルに惹かれて鑑賞した1本。
主役の高良健吾さんは、私の大好きな俳優さんの一人です!
♢あらすじ(引用)
家でも学校でも誰からも必要とされることなく、存在自体を無視されていた男。
誰からも名前すら覚えられることのないその男に
「三井くん」と名前を呼んでくれた、たった1人女性がいた。
学生時代の甘美な思い出から11年の時間が過ぎ、
男は女性との再会を夢見るが、男の目の前に現れた彼女は
別人のように変わってしまっていた。彼女に何が起こったのか。
男の純粋な思いは暴走し、彼女の自宅に潜入。
ベッドの下に潜み、息を殺して彼女の監視を始める。
♢感想
『忘れてた』
そんなたった一言が彼の人生を、彼の存在を否定した
そして『三井くん』
たった数回名前を呼ばれただけで彼の世界は一変した
本当に見るときは、覚悟した方がいいです
特に女性の方は見ていて辛くなるはず
私が、最近見た映画の中で1番体力を使いました。
観賞後、女性監督と知り、驚き!
あの圧倒的な暴力描写は男性監督が描いているもんだと思ってました
何度も見るのを止めようかと思いましたがなんとか観賞終了。
観賞後もただただ、気分が悪いです
変わり果てた姿になった彼女に
正面から会う勇気も無く正義のヒーローみたく救うこともできない
そんな彼が行き着いた先は”ベッドの下”
彼はただ、静観する
そんな彼が彼女のために出来ることとは
高良健吾くんじゃないとあの演技は成立しないかも。
振り切っていました。
高良くんの演技、個人的に大好きなんですが、
独白は上手いのに会話になるとあんまり上手くないような?
ストーリーとしては『ゴーンガール』的な一捻りを期待してたので
ちょっとがっかり。
劣化版『容疑者Xの献身』のように感じられました
p.s.彼の人生を見ていると、愛の反対は無関心ということがよく分かりました
嫌われる方が、まだましです。
おわり。