♬『角を曲がる』欅坂46
グループの絶対的エースの脱退発表を聞いてから
突然はまった、欅坂46
代表曲のサビしか聴いたことないくらいニワカだったのに
今ではSpotifyで気づいたら聴くようになっている
その中で、今1番好きな楽曲が『角を曲がる』
彼女の初主演映画『響-HIBIKI-』の主題歌でもある
作詞は、プロデューサーでもある秋元康大先生だ
秋元康氏が本当に全ての作詞を手掛けているのかは疑問が残るが、
この曲の歌詞がとにかくすごいのだ
『もう誰もいないだろうと思った真夜中 こんな路地ですれ違う人がなぜいるの?
独り占めしてたはずの不眠症が 私だけのものじゃなくて落胆した』
天才的な歌詞✨
こんな突飛だけど情景が思い浮かび、共感できる歌詞が存在するなんて…
と心底驚いた
きっと、中高生時代に欅坂46に出会っていたら信者になっていたかもと
思わずにはいられない
ただ、彼女たちのバックにいる大人の影を
感じ取ってしまう今となっては、彼女たちを素直に応援できない
てちの脱退理由は、色々な憶測を呼んでいるが
大人たちに押し付けられたキャラに病んでしまったというのは一理あると思う
楽曲の一つに『自分の棺』という曲がある(てちのソロ曲)
歌詞に『自分の棺を用意しよう
一人きりで地獄へ落ちろ!
心 少しずつ 死んで行く』などなどがある。
これを10代の少女に歌わせるなんて、まさに鬼の所業。
また欅坂46の代表曲でもある『サイレントマジョリティー』に
『大人たちに支配されるな』という歌詞がある
世の中に疑問を投げつけ、10代の反抗期心をくすぐる歌詞だ
しかし、そう訴える彼女たちは
その大人たちにこの歌詞を歌わされているという
なんともいえない皮肉
素直に応援出来たら楽しいだろうに
どうにも48グループや坂道グループに対しては斜に構えてしまう。
アイドルの消費は、今後も加速していくのだろうか。
おわり。