📖『兄・宇野昌磨』を読んで

毎日更新しように意気込んでいたにも関わらず

2日目にして更新できず💦

 

今日は、昨日読んだ『兄・宇野昌磨について感想を

書きたいと思います。

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◇読むきっかけ

元々、フィギュアスケートを見ることは好きで

宇野選手も応援していました。

本屋さんでもこの表紙はよく見かけたのですが

なんとなく読むことを避けていました。

 

しかし、長年三人四脚でやってきた

山田コーチ・樋口コーチのもとを去り

今シーズン1人で戦うことを選んだ

宇野選手の心境に興味を持ち、手に取りました。

 

ちょうど、先日フランス杯が行われ

宇野選手は8位という結果に終わりました。

キスアンドクライに、一人で座り涙を流す姿に

胸を痛めました。。。

 

本題の本の感想についてです。

この本は、4つ下の弟・樹くんが知る素顔の

宇野選手を垣間見ることが出来ます。

文字数も少なく、写真も多いためサクサク読めるので

読書が苦手な人にもおすすめです。

以下は、個人的な感想です。

 

◇感想

彼のマイペースさは、どこから来るのだろうか。

宇野選手といえば自分の世界観を持っていて

ひょうひょうと生きているイメージがあった。

本を読んで、改めて彼の考え方・フィギュアスケートへの向き合い方を知ることが出来た。

 

”信頼している人の言葉以外、気にしない”

そのスタンスは、スポーツ選手として

とても大切だと思う。

 

どうしても世間は、こうあって欲しいという

理想を押し付けてしまう

(特に、フィギュアスケートはアイドル並みに)

 

彼らは、アイドルではなく1人のアスリートなのだから

ファンの声に応えなくてもいいのだと私は思う

 

だから、囲み取材でリポーターが競技以外の

質問をしていると、アイドルじゃないのにな

と思ってしまう。

 

また、21歳の若さで試合前でも

無意識的に『自然体』でいる術を

身につけている。

幼い頃から、数多の試合を

くぐり抜けてきたのだと実感した。

 

小さい頃に才能を見出され、幼いころから

表彰台に立ち続けた。

しかし、ジャンプの習得にはかなりの時間を要し、

どちらかというと”表現力の宇野””という

イメージが強かった。

しかし、4回転フリップを世界で初めて成功させるなど

後にジャンプの才能も開花させた。

 

突然、4回転ジャンパーになった というイメージが

あったが、その裏ではケガ、そして

たゆまぬ努力があったことを知った。

 

宇野選手と同い年の女子フィギュアスケート選手・宮原知子選手もまた努力家で有名である。

この2人の共通点は、もちろん努力家であることだが、どことなく不器用なところだと思う。

 

努力する才能、努力することを惜しまない2人が

それぞれに今、課題を抱え自分と向き合っている姿を

見ると同世代の私も頑張らなくてはと

いつも思わされる!

2人をこれからも応援し続けます🏳

 

最後に、母親が兄の競技生活を全面的にサポートし

兄が家族の中心という環境の中にいながら、

樹君が反抗的な態度を取ったりしなかったのは

お母様が十分な愛情を樹君にも注いでいらっしゃったのかなと思った

そして、樹君も宇野昌磨の弟としてではなく

宇野樹として生きていることが伝わってきて

素敵なご家族だなと思いました。

 

おわり。(♪See You Againを聴きながら)